法話の教典

弘法大師空海の教えを受けた僧侶の法話をお届けします

日々の一言

一塵大獄を崇くし、一滴廣海を深くする所以は

”一塵大獄(いちじんたいがく)を崇(たか)くし、一滴廣海(こうかい)を深くする所以は、心を同じくし力を勠(あわ)するが之(これ)致すところなり。” 出典:遍照発揮性霊集 塵が積もって、大きな山となり、一定一滴の水滴が集ま […]

仏智を証せんと欲わば局執すべからず

”仏智(ぶっち)を証(しょう)せんと欲(おも)わば局執(きょくしゅう)すべからず。一歩して即(すなわ)ち憩えば誰か宝城(ほうじょう)を見ん。” 出典:遍照発揮性霊集 悟りを得たいのであれば、自らの未熟な考えや浅はかな知恵 […]

風燭滅え易く、良辰遇い難し。

”風燭滅(ふうしょくき)え易く、良辰遇(りょうじんあ)い難し。” 出典:高野雑筆集 生命は風前の灯火のようにはかなく、短い生涯の間に善い関係に巡り会うことは非常に難しいことです。 千載一遇のチャンスを逃さないように、日々 […]

凡夫は善悪に盲いて、因果有ることを信ぜず。

”凡夫(ぼんふ)は善悪に盲(めし)いて、因果有ることを信ぜず。ただし眼前の利のみを見る、何ぞ地獄の火を知らん。” 出典:秘蔵宝鑰 悟りを得ていない人は善いことと悪いことの区別がつきません。 因果応報についての理解もできず […]

末学の凡夫、強ちに胸臆に任せて難思の境界を判摂すべからず。

”末学(まつがく)の凡夫(ぼんふ)、強(あなが)ちに胸臆(くおく)に任せて難思(なんじ)の境界を判摂(はんせつ)すべからず。” 出典:秘密曼荼羅十住心論 中途半端に学んで知ったかぶりで悟りを語ることは許されません。 自分 […]

実義を知るをばすなわち真言と名づけ

”実義(じつぎ)を知るをばすなわち真言と名づけ、根源を知らざるをば妄語(もうご)と名づく。” 出典:声字実相義 真言とは、真理・真実を語る言葉であり、妄語は偽りの言葉です。 あなたがもし、偽りの言葉を語らずに、清らかな澄 […]

水月の円鏡はこれ偽れる物なり

”水月の円鏡(えんきょう)はこれ偽(いつわ)れる物なり、身上(しんじょう)の吾我(ごが)もまた非なり。如如不動(にょにょふどう)にして人のために説く、兼ねて如来大慈(だいじ)の衣(ころも)を着よ。” 出典:遍照発揮性霊集 […]

もし本不生際を見る者は

”もし本不生際(ほんぶしょうざい)を見る者は、実の如く自心(じしん)を知る。実の如く自心を知るは、則(すなわ)ちこれ一切智智(いっさいちち)なり。” 出典:吽字義 物事のありのままをみることができるのであれば、自分自身の […]

一切衆生を観ること己身のごとし

”一切衆生(いっさいしゅじょう)を観ること己身(こしん)のごとし、故に敢えて前人(ぜんじん)を瞋恚(しんい)せず。” 出典:三昧耶戒序 世の中のすべての人が自分自身に置き換えて考えてみてください。 普段の生活の中で、すべ […]