法話の教典

弘法大師空海の教えを受けた僧侶の法話をお届けします

日々の一言

それ禿なる樹、定んで禿なるにあらず。

”それ禿(かぶろ)なる樹(き)、定(さだ)んで禿なるにあらず。” 出典:秘蔵宝鑰 冬にはたち枯れたように見えた木でも、春になると新芽が成長し、花を咲かせます。 現状が逆風でうまくいってないとしても、努力を怠らず、まじめに […]

法身の三密は繊芥に入れどもせばからず、大虚に互れども寛からず

”法身(ほっしん)の三密(さんみつ)は繊芥(せんがい)に入れどもせばからず、大虚(たいこ)に互(わた)れども寛(ひろ)からず。” 出典:叶字義 ありとあらゆる所に存在する仏は、その大小にかかわらず、等しく存在しています。 […]

孤雲定まれる処無し、本より高峰を愛す

”孤雲(こうん)定まれる処(ところ)無し、本(もと)より高峰(こうほう)を愛す。人里(じんり)の日を知らず、月を観て青松(せいしょう)に臥せり。” 出典:遍照発揮性霊集 高野山を下りてきてほしいという催促の手紙に対して「 […]

昇悟の機、仰がずんばある可からず

”昇悟(しょうご)の機、仰(あお)がずんばある可(べ)からず。” 出典:遍照発揮性霊集 悟りを得るためには、悟りを求める強い信念が必要です。 自分を信じ、世の中を信じ、強い信念を持ち続けることによって、チャンスが訪れるの […]

抜苦の術は正行にあらざれば得ず

”抜苦(ばつく)の術(じゅつ)は正行(しょうぎょう)にあらざれば得ず。” 出典:平城天皇灌頂文 苦しみから逃れるには、正しい修行をするしかありません。 同様に、成功を手に入れるための近道や脇道などはないのです。 正しい道 […]

医王の目には途に触れてみな薬なり

”医王(いおう)の目には途(みち)に触れてみな薬なり、解宝(げほう)の人は鉱石(こうしゃく)を宝と見る。” 出典:般若心経秘鍵 名医は、一般の人には雑草にしか見えない草でも薬として使うことができます。 鑑定士は、一見する […]

常楽の果を期するは自利なり

”常楽(じょうらく)の果(か)を期するは自利(じり)なり。苦空(くくう)の因を済(すく)うは利他(りた)なり。” 出典:御請来目録 永久の安楽を得るための働きが自利であり、人々の苦悩の元を取り除く働きが利他です。 自利と […]

法宝はすなわち難思の功徳を具して

”法宝(ほうほう)はすなわち難思(なんじ)の功徳(くどく)を具(ぐ)して、よく持者(じしゃ)をして世出世(せしゅっせ)の楽を与えしむ。” 出典:教王経開題 仏は、人智を超えた働きを持っているので、教えをきちんと実践する人 […]