法話の教典

弘法大師空海の教えを受けた僧侶の法話をお届けします

日々の一言

迷えばすなわち濁悪の処

”迷えばすなわち濁悪(じょくあく)の処、悟ればすなわち清浄(しょうじょう)の処にして、無染(むせん)の境(きょう)なり。” 出典:一切経開題 ウィリアム・ダグラス作 『錬金術師』 私たち人間は、欲や嫉妬、迷い等によって、 […]

文の起こり必ず由あり

”文の起こり必ず由あり。天朗らかなるときはすなわち象(しょう)を垂(たれ)れ、人感ずるときはすなわち筆を含む。” 出典:三教指帰 人が筆をとって何かをしたためるときには、必ず理由があります。 天気が良い快晴のときは、気分 […]

智鏡心に処すれども

”智鏡(ちきょう)心に処すれども、縁なくばすなわち利物(りもつ)の力を欠く。” 出典:遍照発揮性霊集 たくさんの智恵を持っていたとしても、その智恵を使うことができなければ宝の持ち腐れになります。 しかし、縁があれば、持っ […]

もしくは尊、もしくは卑、

”もしくは尊、もしくは卑、虚しく往(い)きて実(み)ちて帰る。近きより遠きより、光を尋ねて集会することを得たり。” 出典:秘密曼荼羅十住心論 物事に対して、真摯に向き合って、献身的に行動すれば、誰もが満ち足りた気持ちにな […]

漢字には思いが詰まっています

”漢字には思いが詰まっています” 漢字は中国から伝わりましたが、日本語は日本で生まれました。 漢字が中国から入ってくる前から日本語はありました。 入ってきた漢字に日本語を当てはめたのが、私たちの先祖です。 「喜」や「嬉」 […]

財を積まざるを以って心となし

”財を積まざるを以って心となし、法を惜しまざるをもって性となす。” 出典:遍照発揮性霊集 財産を貯めこむことを信条とせずに、施しを惜しまず、人を導くこと。それが世の中を良くすることにつながります。 自分の損得だけを考える […]

理智、他にあらず、

”理智(りち)、他にあらず、すなわちこれ我が身心なり。” 出典:遍照発揮性霊集 物事の道筋や知恵というものは、自分自身の外の世界にあるわけではなく、自分の体、心に宿っているわけです。 外の世界を知ることはとても重要なこと […]

かの無智の画師の

”かの無智(むち)の画師(えし)のみずから衆綵(しゅうさい)を運んで、可畏夜叉(かいやしゃ)の形をなし、成しおわってかえってみずから之を(これ)を観て、心に怖畏(ふい)を生じてたちまちに地にたうるるが如く、衆生(しゅうじ […]

教法はもと差うことなし

”教法(きょうぼう)はもと差(たが)うことなし。牛と蛇との飲水(いんすい)のごとし。牛飲めば蘇乳(そにゅう)となり、蛇飲めば毒剥(どくし)となる” 出典:五部陀羅尼問答偈讃集秘論 同じ水を飲んでも、牛が飲んだ水は、栄養の […]

三界は客舎の如し

”三界(さんがい)は客舎(かくしゃ)の如し” 出典:般若心経秘鍵 この世の中は、かりそめの宿みたいなもので、帰るべき場所は、あなたの心の中です。ま迷って、不安になった時は、自分の奥底にある自らの心に立ち返り、答えを導き出 […]