”聖君その性(しょう)を奪わずして、所を得しむ。”
出典:教遍照発揮性霊集

優れた君主(指導者)は、人々の個性を否定することなく、それぞれの個性を活かした活躍できる場を与えるものです。
人に影響を与えたり、指導したりする立場にある人は、自らの考えだけで人を判断するのではなく、それぞれの個性を活かした「適材適所」を考えた上で、事を進めていくことが求められているのです。

tekizai

指導者は、自分の価値観のみで人を判断してはいけません。
人は千差万別、十人十色、すべて同じアンドロイドではありません。
同じ工程で作られた機械でさえその品質に差があるのですから、人はひとつの価値観ではかることはできないのです。

だから、指導者、つまり、人の上に立つのであれば、人を見る目を養わなければなりません。
それぞれの個性に応じて個性をいかせるボジションを与えてあげることで、その人の可能性を伸ばし、ひいては、集団の進化へとつなげることができるのです。

どうしても、自分の都合の良いところだけを求めてしまいがちですが、そんな理想どおりの人材なんて存在しないのです。
自分自身のことを考えてみてください。
あなた自身でさえ、長所短所があるわけで、他人であれば、なおさらです。

他人の長所に目を向け、その長所を伸ばしてあげることが、最終的に自分にとってもプラスとなるわけです。

人に影響を与えられるのはわずか1%にも満たないのですから。