”斗薮(とそう)して道に殉(じゅん)じ、ごつ然として独り坐す。水菜能(すいさいよ)く命を支え、薜蘿(へいら)是(こ)れ我が衣たり”
出典:遍照発揮性霊集

akayubi

一切を捨てて自由の身となり、ひたすら座禅を行う毎日。山菜で命をつなぎ、かづらの簡素な衣をまとう。
悟りを開こうとした弘法大師の日常です。
人生の目標が明確になれば、つまらない世俗の欲や見栄に振り回されることなく、質素な生活に甘んずることができるのです。
あなた自身の生活が、過剰な衣食住となっていないか、一度振り返ってみてください。

ひたすら自分の目指すものを追求しようとすれば、目的以外の他のものに振り回されることはありません。

ちょっとした気の迷いなどで、目指すものと違うものに目がいき、誘惑されてしまうのは、その目的やたどり着きたい終着点がはっきりとしていないからです。

自分の求めるもの、目指すものを明確にして、突き進んでいくことが大切です。

求めるものが明確になり、本当に心からそれを手に入れようとするのであれば、見栄や欲に振り回されることはありません。

今一度、自分が何を目指しているのか、本当に手に入れたいものが何なのか、考えてみてください。