”病人に対(むか)って方経(ほうきょう)を披(ひら)き談ずとも、病(やまい)を療(りょう)するに由(よし)無し。”
出典:遍照発揮性霊集

yamafuji

病気の人に向かって、医学書を開き、症状や薬の効能を説明しても、病気が治るわけではありません。
トラブルが発生した時には、マニュアルや前例を述べている暇があれば、起こっている事態をよく観察し、現状を把握すること、そして、その場、その瞬間に応じた適格で正しい対処が求められるのです。
「今」何が必要なのか、「今」何が求められているのかを見極め、判断する力が重要なのです。

医者が病気の人に対して、その病状を説明することは、「インフォームド・コンセント」として、広く認知されてきています。

しかし、その説明で、専門用語を使って、説明されても症状を理解することはできません。

交通事故が起こった時に、事故対応マニュアルを参考にしていては、遅すぎるのです。

その時の状況を客観的に判断し、行動しなければなりません。

その場その場で必要なことを判断し、行動するためには、日頃から常に準備を怠ってはいけません。

準備をしているからこそ、緊急事態が起こった時に、的確で正しい判断が下せるのです。

まさに、「今」なにが必要なのか、「今」なにを求められているのか、意識しながら生きることが大切なのです。