”方円(ほうえん)の人法(にんぽう)は黙するかに如かず”
出典:遍照発揮性霊集

soraha

四角と円は形が違うことでまったくかみ合いません。
同様に、教えを説いても、聴く人にかみ合わなければ、何も伝えないほうが良い場合があります。
伝えるべき時と沈黙するべき時を見極めなければなりません。

人には誰でも向き不向きがあります。

スポーツが好きな人と、嫌いな人では好みもまったく違います。
パソコンが得意な人と苦手な人がパソコンについて話をしてもまったく咬み合わないでしょう。

十人十色というように、一人ひとりの好みや考え方はまったく違うのです。

このことを理解したうえで、伝えるべきことを判断しなければならないのです。

一人ひとりに合わせて、必要なときに、必要なものを伝えることが、自分にとっても相手にとっても一番重要なことなのです。

勉強しない子どもに勉強をしろしろとうるさく言ってもマイナスにしかならないのに、親は言わずにいられません。

勉強は、本人が必要性を感じ、知ることに対する喜びを感じられてこそできるものであり、いやいや勉強したところで、本人にとっての勉強にはなりません。

自分の子供に対して、伝えるべき時と沈黙するべき時を見極めることができるのであれば、子どもはのびのびと好奇心旺盛で勉強好きになるはずです。

自分の感情に流されないよう、客観的に判断する意識をもってください。

時には感情のおもむくままに行動することで気づくこともありますが、感情で判断するのではなく、客観的にすべてを見るようにしましょう