”毒箭(どくせん)を抜かずして、空しく来處(らいしょ)を問う。”
出典:遍照発揮性霊集

tamago

毒矢を射られたなら、真っ先に矢を抜いて手当をしなければいけません。
その処置より先に、矢を放った犯人を探そうとするのは、まったくもって愚かなことです。
優先順位を見誤らないように、何を先にしなければならないのかをしっかりと見極めて、冷静な行動を心がけましょう。

その気持は良くわかります。という人がたくさんいるかもしれませんね。
犯人を見つけないと気がすまない人。たくさんいます。

映画でもこんなシーンってよくありますよね。

犯人を追い詰めたのに、恋人が危険な状況にさらされて、恋人を助けたら犯人が逃げてしまうって状況。

当然恋人を助けます。

犯人を捕まえる機会は次にあるかもしれませんが、恋人を救える機会はこれを逃すともう巡ってきません。

映画では最終的に犯人を捕まえますしね。

優先順位の見極めが大切なんです。

医療の現場でも「トリアージ」と呼ばれ、負傷者を重症度、緊急度などによって分類し、治療や搬送の優先順位を決めることとして使われています。

医療現場では、まさにその判断が命に関わってくるわけです。

普段から神経を集中させて、優先順位を決めていれば、あなたが重要な判断を求められる状態になった時に、間違わない選択をすることができるのです。

そういえば、「TIME(原題:In Time)」という映画で、時間監視局の職員が、自分に残された時間が無いにもかかわらず、主人公を追いかけて追い詰めた時に時間切れで死んでしまうというシーンがありました。

まさに、優先順位を誤ったわけですね。

この時間監視局の職員のように、優先順位を見誤らないよう、普段から、常に優先順位を意識しながら選択をするようにしてみてください。

どんどん、選択する際の感覚が研ぎ澄まされて、より良い結果がもたらされるはずです。