”煩悩の因縁数量あることなければ、解脱(げだつ)の因縁もまた数量あること無し。”
出典:秘蔵宝鑰

makuhari

煩悩が生じる原因や条件が無数にあるように、悟りを得る方法もまた無数にあります。
悩みや苦しみが多いほど、人の心に触れて情けを受け、心を救ってもらう機会にも多く巡りあうのです。

煩悩の数は108。
なぜかというと、人生は四苦八苦するから。

四苦八苦(4989)を読み解くと、49(しく)つまり4×9、89(はっく)つまり8×9。
4×9(しく)と8×9(はっく)を足すと108になるのです。

その108の煩悩を抱く原因はさまざまで、人は、煩悩を消し去るために悟りを得ようとします。

悟りを得る方法にもいろいろ道が示されていて、一つのきっかけで悟りを開く人もいれば、いつまでたっても悟りを開けない人もいます。

悩みや苦しみが多いほど、考えることも多くなる。
近道などというものはありません。
道は一つではないとういことを知ることが、悟りへの一番の近道なのです。

急がば回れ
という言葉が示すとおり、一つ一つの苦難を乗り越えていくことでしか、目的の場所に到達することはできないのです。

挫折はどれだけしても構わないのです。
重要な事は、到達するまであきらめない心なのです。