”枝を攀(よ)ずる者は悉(ことごと)く柢(ね)を極むるに驕(おご)る。”
出典:遍照発揮性霊集

fujisan

樹の枝をよじ登る人は木の根元の丈夫さを過信しがちです。
基礎を疎かにし、足元を見失ってしまうと、思ってもみなかったトラブルを招いてしまうことがあります。

身の回りの条件を過信するだけでなく、自分の能力を過信することは、思わぬところで足元を救われてしまいかねません。

初心忘るべからずという言葉もあるように、最初に何かを始めようとするときは、誰もが最新の注意を払って物事をすすめるはずです。

しかし、慣れが油断にかわり、油断が過信に変わってしまえば、その先には、思わぬ落とし穴が待っています。

イチローは、どんな時も準備を怠りません。
試合開始までに、常に自分のパフォーマンスが最大限発揮される状態に仕上げるべく、誰よりも速く球場に入り、入念なストレッチを行います。

ストレッチというのは、時間がかかるし、ついついおざなりにしがちですが、その入念な準備がイチローの強みであり、他のプロ野球選手に比べ、驚くほど怪我をしないことにつながっているわけです。

継続することは単純であるがゆえに難しく、3日坊主という言葉があるくらい続けられない人が多いのが現実です。

3日続けば3週間、3週間続けば3ヶ月、3ヶ月続けば3年続けられるように意識するのが継続の秘訣でもあります。

続けられない人は、ぜひ、3を目標にして、クリアできれば次の3を目指して継続してみてください。

きっとそのターニングポイントのたびに、自分の慣れ、油断、過信をチェックすることができるはずです。