”各我(おのおの)は是(ぜ)なりと謂(い)い、並びに彼は非なりと言ふ。”
出典:三教指帰

kumo12

私たちは、自分の方が正しくて、相手が間違っていると思い込んでしまうことが多いものです。
私利私欲にとらわれて、自分本位の考え方に惑わされて正しい判断を失うことがあります。
しっかりと相手の立場に立って物事を考えることができるのであれば、相手の言葉にも耳を傾けることができるでしょう。

いつでも私は正しい、間違っているのは世の中だ!
と思っている人はすごいと思います。

それだけ常に勉強し、自分が知らないことは無いという自身を持っているからこそ、そのように思える と私は考えるからです。

しかし、世の中にはあなたが知らないことのほうが多いのです。
私たちなんて、井の中の蛙、蟻塚のアリ!?にしか過ぎないのです。

にも関わらず、世の中には、自分が常に正しく、相手が間違っていると思っている人がたくさんいるのが現状です。

もう少し、謙虚な心を持って、世の中には自分の知らないことだらけだという視点を持つことが非常に重要です。

たとえ、知っていることでさえ、それ以上に知ることができないことなんて無いのですから。

あなたが知っていると思っていることは、ほんの一握りかもしれません。
それを知っていると言ってしまった時点で、「裸の王様」になりかねないということを頭に入れておいて下さい。

周りの人からの指摘は、あなたへの敵意ではなく、あなたへのありがたいアドバイスとして受け取ったほうが、あなたにとってはプラスです。

それを取り入れるかどうかは別問題で、受け入れるということが大切なのです。

受け入れた後、不必要であれば、吐き出せばいいただけで、その場で吐き出す必要はないのです。

あなたに意見を述べてくれるということは、あなたに対して興味関心があり、あなたのことを考えてくれているからなのです。
興味のないことには時間をさくことはないですよね。

なので、自分自身を含めたすべてのことを客観視し、取捨選択していけばいいのです。