”身は華(はな)と与(とも)に落つれども、心は香(こう)と将(とも)に飛ぶ。”
出典:遍照発揮性霊集

kumo6

私たちはどうしても実態、つまり感じることができるものにこだわります。
私たちの体は一時的にこの世に存在しているというだけで、死が訪れたとしても、それは肉体の死であって、魂が消滅するわけではないのです。

例えば「坂本竜馬

彼は、明治維新の立役者であるにもかかわらず、その名をしる人はほとんどいませんでした。

一般人が最初に「坂本竜馬」を知るきっかけとなったは、「坂本竜馬」を主人公とした坂崎紫瀾の小説「汗血千里の駒 坂本龍馬君之伝 (岩波文庫)」が、明治16年に高知の「土陽新聞」に掲載されたのがきっかけです。

その次に竜馬ブームが起きるのは日露戦争のときですが、開戦直前の明治37年2月6日に昭憲皇后の夢枕に「坂本竜馬」が立ち、「私が海軍軍人を守護いたします」と話したそうです。

皇后はその人物を知らなかったのですが、土佐勤王党出身で陸援隊幹部だった宮内大臣田中光顕が「坂本竜馬」の写真を見せたところ、間違いなくこの人物だとおっしゃったそうです。

この話が創作なのか、真実なのかはわかりませんが、この逸話が全国紙に掲載され、「坂本竜馬」の評判が全国に広まったというわけです。

さらにその次は、みなさん御存知のとおり、「司馬遼太郎」氏の小説「竜馬がゆく (新装版) 文庫 全8巻 完結セット (文春文庫)」はNHKの大河ドラマにもなりました。

まさに、「坂本竜馬」は人々の心に清々しい香りを残すような人生を生き、魂が未来永劫不滅であるということを証明している人物ではないでしょうか。

坂本竜馬」のような人生ではなくとも、肉体が滅んだ後も、誰かの心に生き続けるような人生をいきたいものです。