”未だ有らず、一味美膳(いちみびぜん)を為し、片音妙曲(へんおんみょうきょく)を調(しら)ぶ者は。”
出典:遍照発揮性霊集

happa

どんな料理も一つの味だけでは味気のない料理になります。どんな音楽も一つの音階だけでは名曲は作れません。
偏りを捨てて、幅広く多くのことを学ぶことで、素晴らしい人生のハーモニーを奏でましょう。

一つのことにこだわって、一つのことを追求することは必要です。
しかし、人生を生きていく上では、こだわる一つのこと以外のことも必要となります。

こだわる一つのことをより突き詰めるにしても、その一つのことだけやっている人と、一つのことにこだわりながらも別のことを取り入れる人では、出来上がるものに大きな差が生まれます。

別のことを取り入れることにより、今まで見えていなかったことが見え、自分を客観視できるようになります。
客観視できるということは、違った視点を持つことができるというこです。

裸の王様」は、まさに一つの方向でしか見ることができなくなった時にはどうなってしまうかを表現してくれています。
人間が持つ、虚栄心というものにより、すべての人が一つの方向しか見なくなり、一つの嘘に騙されてしまうわけです。

物事の本質を見極めるためには、物事を客観視できるようにならなければなりません。
一つのことだけを見るのではなく、何に関しても、常にさまざまな角度から見ることを意識し、考える習慣を身につけるようにしましょう!