”時至り人叶うときは、道、無窮(むきゅう)に被らしむ。人と時と矛盾するときは、教えすなわち地に堕つ。”
出典:遍照発揮性霊集

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どのような教えも世の中に広まるのは、その時代のはやりや風潮、環境によるものであり、その教えを伝える才能のある人がいるからこそ広まっていくのです。
どんなに素晴らしい教えであっても、時代に合わなかったり、伝える能力のある人に巡りあわなければ、埋もれてしまうものです。

素晴らしい教えや考え方は、この世の中にはたくさんあります。
素晴らしい考え方を持っていても、他に伝えようとしなければ、それは、その人だけのものとなってしまいます。

また、時代に合ったものでなければ、誰からも求められず、意味がないものになってしまいます。

例えば、
ダイエットの方法なんてものは、今の飽食の時代だからこそ求められるわけですよね。

このダイエットの方法を、飢餓が問題になっているような国に持ち込んだところで、誰も求める人はいないでしょう。
戦後間もない日本にもこんな方法は必要ありません。

すべては、その時代に応じた教えが求められ、広まっていくわけです。
どんなにスタイルが良くなるダイエット方法があったとしても、食事すら満足にできない状態では意味が無いのです。

いくら素晴らしい教えだったとしても、その時代に合ったものを提供しなければ、誰からも求められることはないのです。

同様に、時代に合った素晴らしい教えを持っていたとしても、それを伝えられるだけの力がなければ、伝えることもできません。
教えと伝え方は、別々のものではなく、表裏一体のもので、どちらかがかけたとしても多くの人に広く伝わっていくことはありえないのです。

時代を見る目を養い、それを伝える技術を身につけてこそ、より広く教えを伝えることができるのです。

これらのことをしっかりと心に刻み、世の中の時代の流れを読む力を養ってください。