”過(とが)をなす者は暗く、福をなす者は明なり。明暗偕(とも)ならず、一は強く、一は弱し。”
出典:遍照発揮性霊集
過ちを犯してしまう人はダークサイド、つまり暗黒の暗闇にとらわれ、幸福を与えうる人は、光のフォースに包まれています。
光と闇がともにあるのではなく、幸せを人に与え、明るく生きていれば、暗闇は弱まっていく一方なのです。
何度とお知らせしていますが、ダークサイドは強力です。
プラスの方向へ働く力に比べ、マイナスの方向を向かせるダークサイドのパワーを具体的にわかりやすく説明できる事例はたくさんあります。
例えば、料理。
見た目も美味しそうな料理を作るのは手間暇がかかりますが、落としてしまって台無しになるのは一瞬です。
善い行いをしている人が一つ悪いことをするだけで、その程度によらず、悪い人のレッテルが貼られてしまいます。
食べたいものを食べたいだけ食べていたら、どんどん太って、肥満になってしまいます。
肥満になると運動することが嫌になり、さらに体重が増加します。
人の悪口を言っていると、どんどん、自分の周りにも悪いことが集まります。
このように、ダークサイドのパワーは非常に強力である一方、人に幸福を与えられる人は、悪口も言わず、人のよいところに目が行くので、周りの人を明るい気持ちにさせます。
常に、人のよいところに目を向け、自分の良い所にも目を向けていけば、自分も他人も明るい楽しい気持ちになるのです。
常に、良いこと、人のためになること、何を与えられるのかを考えて行動していれば、自ずと同じ意志を持った人が集まり、プラスの方向へ進むことができるのです。
プラスの考えを持って、プラスの方へ進むことで、ダークサイドの誘惑に打ち勝つことができるのです。
試しに、1ヶ月ほど意識して、人の悪口を言わないようにしてみてください。
きっとあなたの周りの世界が変わって見えてくるはずです。