”迷えばすなわち濁悪(じょくあく)の処、悟ればすなわち清浄(しょうじょう)の処にして、無染(むせん)の境(きょう)なり。”
出典:一切経開題

renkin
ウィリアム・ダグラス作 『錬金術師』

私たち人間は、欲や嫉妬、迷い等によって、自ら濁った世界を創ってしまいます。
悟りとは、そのようなものから開放され、迷いのない清らかな世界に到ることなのです。
悟りの世界には、とらわれるもののない穏やかで心が落ち着いた世界なのです。

常に考え続けるわたしたちは、常にさまざまな欲望、迷いを抱えています。
誰かが成功していると聞けば、自分と何が違うのか、どうせ自分は。。。なんてことを考えたり、なぜあんな奴が成功しているのかとひがんでみたり、世の中には、自分を迷わすことがたくさんあると思っていませんか?

でも、それは、あなたが自分以外の何かから影響されているのです。
自分と世界を分けるもの、それがあるかぎり、そのような欲望、迷いにとらわれて、いらぬ嫉妬や妬みを持ってしまったり、虚栄心を持ったりするわけです。

鋼の錬金術師という漫画をご存知ですか?

その漫画の中で、錬金術※において大切な考え方として、

一は全、全は一

というものが登場します。

どういうことかというと、

自分も虫も木々も命そのものも、風も星も宇宙もすべてひっくるめてこの世界であって、それ以外のなにものでもない。

ということ。

つまり、世界はあなたであり、あなたが世界であるということ。

この考え方は、非常に悟りの世界に近い考え方だと思っていて、実際にこの考え方を体現することができれば、悟りの世界が見えてくるのではないかと考えています。

意外と漫画の世界や映画の世界にも真理を知るためのヒントが隠されていたりするので、さまざなものに意識を向けたり、考えてみたりすると新しい発見が見つかることがあります。

悟りの世界には程遠い俗世の中に生きている私たちですが、悟りの世界に達するためには、どこにフォーカスして生きていくのか、今一度見なおしてみるといいかもしれませんね!