”須(すべか)らく六度の筏、纜(ともずな)を標河(ひょうが)に解き、八正(はっしょう)の船、棹(さお)を愛波(あいは)に艤して”
出典:三教指帰

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自らの道を悟るために、迷いを捨てて、河に船を出して漕ぎだした時、冷静に今ある状況を見極めると、普段起こすことのない極端な行動が状況を悪化させることに気づくでしょう。

あなたが何か始めようとしっかりと計画を立てて、実行するのであれば、客観的な目を持つことがとても大切です。

客観的な視点を持つことで、自分が今置かれている現状を冷静に判断することができます。

新しいことを始めるときには、どうしても自分の感情は高ぶっているものです。
感情の高ぶりにより、普段はすることのない、極端なことをしたりしがちですが、冷静に状況判断することができれば、間違いを犯すことはありません。

普段から行なっている地道な行動の重要性が見えてくるはずです。

新しい何かを始めるには、大きなエネルギーが必要で、そのためには感情の昂ぶり、つまり、熱くなることで、それが行動のための原動力になることは間違いありません。

熱いことはいいことですし、必要なことです。

しかし一方で、冷静に、客観的な視点を持つことで、自分の中のチェック機能が働き、正しい道を進むことができるのです。

熱くなることと客観的なことは、ある意味、矛盾しています。

人間は、その矛盾を抱えたまま悩み考えることで進化できる生き物なのです。
自分の中の矛盾に目を向けて、正しく悩み考えましょう!